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ビジネスセミナー

職場で求められるコミュニケーション力
2020年9月2日(水)13:00~16:30
講 師/ 南都経済研究所 主任研究員
八木 陽子(接遇マナー上級インストラクター/医療福祉接遇インストラクター)

カンタンな決算書の読み方セミナー
2020年9月17日(木)13:00~16:30
講 師/ 南都経済研究所 上席研究員
刀祢 善光(中小企業診断士/1級ファイナンシャルプランニング技能士)

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2020年7月7日
「ナント経済月報7月号」発刊。
奈良県の経済、大阪府の経済、京都府の経済を更新しました。
2020年夏季ボーナス支給(予定)アンケート調査結果を発表しました。(PDF)
研究所員の紹介を更新しました。
粋なら(奈良の風景)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)
(旧山口氏南都別邸庭園)(奈良市)

奈良公園の南端、浮見堂(うきみどう)と鷺池(さぎいけ)の南側に位置する広さ約1.3haの敷地を瑜伽山園地として令和2年5月24日に開園されました。

この園地が位置する高畑町(たかばたけちょう)は、明治期から昭和初期にかけて、志賀直哉氏をはじめ、日本を代表する文化人が住居やアトリエを構える文化的な雰囲気が広がる場所でした。その一角の、明治期から大正期にかけて大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛(やまぐちきちろべえ)氏が別荘として所有していた場所に、この瑜伽山園地が復元されました。山口氏は庭園内の茶室で茶会を開き、野村財閥の創始者である野村徳七(のむらとくしち)氏や多くの文化人と交流を図りました。また、この庭園は志賀直哉氏の小説の舞台にもなりました。

この庭園は、当時の護岸石(ごがんせき)の組み方や作庭思想などに基づき復元されています。高低差のある地形を活かした石階段や、巨石を用いた滝石組(たきいわぐみ)などが配置され、全域に巡らせた園路を通って様々な場所から庭園を眺めることができます。石垣や石灯篭など当時のまま残っているものも多く、先程紹介した茶室も古写真を参考に当時の姿を再現されました。また、高台からは高円山(たかまどやま)や若草山を望むこともできます。

訪れた日も数組の人々が写真を撮り、思い思いに園内を散策しておられました。園内の竹林を歩くと、どこからか当時の文化人たちの談笑する声が聞こえてくるような、そんな雰囲気を味わえる庭園です。


◆瑜伽山園地(旧山口氏南都別邸庭園)
  奈良市高畑町1184番地1 お問い合わせTEL0742-27-8036

(写真提供:奈良県)


庭園

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*本ページ上部左の写真は、若草山