一般財団法人 南都経済研究所地域経済に確かな情報を提供します
文字サイズ
ホーム > 経済動向 >奈良県経済の概況
奈良県経済の概況  
奈良県内の個人消費・雇用情勢・生産活動等の概況に関する情報を提供しています。

*グラフを掲載した「奈良県経済の概況」(PDF版)はこちらをご覧ください。

概況 新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にあるものの、一部で持ち直しの動きがみられる

個人消費  百貨店・スーパー販売額は前年同月比4か月連続の減少
住宅着工  新設住宅着工戸数は前年同月比2か月ぶりの減少
公共投資  公共工事請負金額は前年同月比3か月連続の増加
雇用情勢  有効求人倍率は前月比0.05ポイント上昇の1.15倍
企業倒産  倒産件数は6か月連続の一桁台
生産活動  鉱工業生産指数は前月比2か月ぶりの上昇


1.個人消費 百貨店・スーパー販売額は前年同月比4か月連続の減少

3月の百貨店・スーパー販売額(速報値、全店ベース)は前年同月比1.7%減の170億67百万円となり、4か月連続の減少。

4月の乗用車販売台数は前年同月比30.4%増の3,189台と、7か月連続の増加。普通乗用車は同51.6%増、小型乗用車は同5.7%減。軽乗用車は同45.2%増となった。


2.住宅着工 新設住宅着工戸数は前年同月比2か月ぶりの減少

3月の新設住宅着工戸数は前年同月比35.3%減の368戸と、2か月ぶりの減少。

利用関係別にみると、持家は同23.0%減の188戸と3か月連続の減少、貸家は同57.8%減の73戸と5か月連続の減少、分譲住宅は同29.6%減の107戸と2か月ぶりの減少となった。


3.公共投資(西日本建設業保証の保証取り扱い)
公共工事請負金額は前年同月比3か月連続の増加

4月の公共工事請負金額の動向をみると、件数は前年同月比4.2%減の113件となり、2か月ぶりの減少。金額は同19.1%増の156億94百万円と、3か月連続の増加。

発注者別にみると、国は同3.2%減、県は同26.5%増、市町村は同33.6%増。


4.雇用情勢 有効求人倍率は前月比0.05ポイント上昇の1.15倍

3月の有効求人倍率(季調値)は前月比0.05ポイント上昇の1.15倍となり、3か月連続の上昇。前年同月比は0.23ポイント低下。

新規求人倍率(季調値)は、前月比0.20ポイント上昇の2.13倍と2か月ぶりの上昇。前年同月比は0.01ポイント低下。

 
5.企業倒産 倒産件数は6か月連続の一桁台

4月の倒産状況をみると、件数は前年同月比78.6%減の3件となり、6か月連続の一桁台。負債総額は同98.4%減の60百万円と6か月連続の減少。

業種別では、建設業、小売業、サービス業が各1件。倒産形態では、3件すべてが自己破産であった。

 
6.生産活動 鉱工業生産指数は前月比2か月ぶりの上昇

3月の鉱工業生産指数(季調値、速報値)は、前月比1.6%上昇の83.1となり2か月ぶりの上昇。原指数は前年同月比1.5%低下の94.4となり20か月連続の低下。在庫指数は前月比0.4%上昇の120.2となり2か月連続の上昇。

業種別生産指数の動きは、生産用機械工業、金属製品工業、電気機械工業等の13業種が前月比上昇となる一方、プラスチック製品工業、輸送機械工業、食料品・たばこ工業等の4業種が同低下。(2021年3月公表時に年間補正を実施。)