一般財団法人 南都経済研究所地域経済に確かな情報を提供します
文字サイズ
ホーム > 経済動向 >奈良県経済の概況
奈良県経済の概況  
奈良県内の個人消費・雇用情勢・生産活動等の概況に関する情報を提供しています。

*グラフを掲載した「奈良県経済の概況」(PDF版)はこちらをご覧ください。

1.概況 新型コロナウイルス感染症の影響が全般に広がり、厳しい状況
個人消費・・・百貨店・スーパー販売額は前年同月比7か月連続の減少
住宅着工・・・新設住宅着工戸数は前年同月比2か月ぶりの減少
公共投資・・・公共工事請負金額は前年同月比2か月連続の増加
雇用情勢・・・有効求人倍率は前月比0.08ポイント低下の1.32倍
企業倒産・・・倒産件数は3か月ぶりの一桁台
生産活動・・・鉱工業生産指数は前月比3か月ぶりの上昇

2.個人消費  百貨店・スーパー販売額は前年同月比7か月連続の減少

4月の百貨店・スーパー販売額(速報値、全店ベース)は前年同月比10.8%減の157億66百万円となり、7か月連続の減少。

5月の乗用車販売台数は前年同月比49.3%減の1,807台と、8か月連続の減少。普通乗用車は同50.8%減、小型乗用車は同33.8%減。軽乗用車は同59.1%減となった。


3.住宅着工 新設住宅着工戸数は前年同月比2か月ぶりの減少

4月の新設住宅着工戸数は前年同月比10.5%減の351戸と、2か月ぶりの減少。

利用関係別にみると、持家は同5.8%減の196戸と3か月ぶりの減少、貸家は同60.0%増の80戸と6か月連続の増加、分譲住宅は同44.4%減の74戸と2か月ぶりの減少となった。


4.公共投資(西日本建設業保証の保証取り扱い) 
公共工事請負金額は前年同月比2か月連続の増加

5月の公共工事請負金額の動向をみると、全体では前年同月比36.6%増の113億45百万円と、2か月連続の増加。

発注者別にみると、国は同89.5%増、県は同26.4%減、市町村は同48.6%増。


5.雇用情勢 有効求人倍率は前月比0.08ポイント低下の1.32倍

4月の有効求人倍率(季調値)は前月比0.08ポイント低下の1.32倍となり、4か月連続の低下。前年同月比は0.21ポイント低下。

新規求人倍率(季調値)は、前月比0.25ポイント低下の1.88倍と2か月連続の低下。前年同月比は0.44ポイント低下。

 
6.企業倒産 倒産件数は3か月ぶりの一桁台

5月の倒産状況をみると、件数は前年同月比25.0%増の5件となり、3か月ぶりの一桁台。負債総額は同855.0%増の7億64百万円と5か月連続の増加。

業種別では、製造業が4件、サービス業が1件。倒産形態では、自己破産が4件、民事再生法が1件であった。

 
7.生産活動 鉱工業生産指数は前月比3か月ぶりの上昇

4月の鉱工業生産指数(季調値、速報値)は、前月比2.0%上昇の87.7となり3か月ぶりの上昇。原指数は前年同月比10.6%低下の86.9となり11か月連続の低下。在庫指数は前月比5.5%上昇の122.0となり3か月ぶりの上昇。

業種別生産指数の動きは、プラスチック製品工業、化学工業、木材・木製品工業等の8業種が前月比上昇となる一方、輸送機械工業、電気機械工業、汎用機械工業等の9業種が同低下。