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【寄稿】「外国人雇用の落とし穴」
~ある企業での出来事~
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「ナント経済月報11月号」発刊。
奈良県の経済、大阪府の経済、京都府の経済を更新しました。
第201回地元企業動向調査結果(2024年7~9月期)を発表しました。(PDF)
付帯調査「2024年度の賃上げにかかる対応状況に関する調査」を発表しました。(PDF)
柿博物館(五條市)
柿の生産量が全国第二位の奈良県。中でも奈良県南西部に位置する五條市は、市町村単位では柿の生産量全国一位を誇ります。特に富有柿の産地としては日本一で、他にも利根早稲(とねわせ)や平核無(ひらたねなし)など五條市で栽培された柿は海外にも出荷されています。
山あいの道を進んだ柿畑の広がる丘陵地に色鮮やかなオレンジ色の大きな柿の形をしたドーム『柿博物館』があります。このドームは柿の魅力を発信する施設として、平成6年(1994年)に奈良県果樹・薬草研究センターの敷地内に開館しました。今年は開館してから30年目を迎え、来場者数も30万人を超えました。施設では柿栽培の歴史や品種の紹介、全国各地の柿を使った加工品が展示され、100インチのスクリーンでは美味しい柿の見分け方や柿農家のインタビューなどが紹介されています。特に9月下旬から12月初めまで同センターで栽培される約200品種の柿が並び、その種類の多さには驚かされます。
「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、柿は栄養価の高い果物です。特に柿の渋味成分タンニンは抗酸化、抗菌作用が高く、最近では抗ウイルス作用など医療の分野でも注目を集めています。この秋は、柿の魅力が多く学べる柿博物館に大人の社会見学に訪れてみてはいかがでしょう。
※午前9時〜午後4時半、月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始休館。入館無料。
◆柿博物館
奈良県五條市西吉野町湯塩1345
お問合せ(奈良県果樹・薬草研究センター)
℡0747-24-0061
(写真:当研究所撮影)
青空に映える柿博物館