奈良県経済の概況:2025年3月号 | |
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個人消費 百貨店・スーパー販売額は前年同月比2か月連続の増加
住宅着工 新設住宅着工戸数は前年同月比2か月ぶりの減少
公共投資 公共工事請負金額は前年同月比5か月ぶりの増加
雇用情勢 有効求人倍率は前月比0.03ポイント上昇の1.20倍
企業倒産 倒産件数は7件 負債総額は2億65百万円
生産活動 鉱工業生産指数は前月比2か月連続の低下
12月の百貨店・スーパー販売額(速報値、全店ベース)は前年同月比1.2%増の219億83百万円となり、2か月連続の増加。
1月の乗用車販売台数は前年同月比16.7%増の3,600台と、3か月ぶりの増加。普通乗用車は同8.6%増、小型乗用車は同27.8%増。軽乗用車は同21.2%増となった。
12月の新設住宅着工戸数は前年同月比32.0%減の411戸と、2か月ぶりの減少。
利用関係別にみると、持家は同9.5%増の208戸と2か月連続の増加、貸家は同43.4%減の116戸と2か月ぶりの減少、分譲住宅は同58.9%減の86戸と2か月ぶりの減少となった。
公共工事請負金額は前年同月比5か月ぶりの増加
1月の公共工事請負金額の動向をみると、件数は前年同月比17.8%減の120件となり、3か月連続の減少。金額は同4.5%増の43億63百万円と、5か月ぶりの増加。
発注者別にみると、国は同36.8%減、県は同34.5%減、市町村は同79.2%増。
12月の有効求人倍率(季調値)は前月比0.03ポイント上昇の1.20倍となり2か月ぶりの上昇。前年同月比は0.06ポイント上昇。
新規求人倍率(季調値)は、前月比0.03ポイント低下の2.02倍となり3か月ぶりの低下。前年同月比は0.23ポイント上昇。
1月の倒産状況をみると、件数は前年同月と同じ7件。負債総額は同45.0%減の2億65百万円と5か月ぶりの減少。
業種別では、小売業、サービス業、その他が各2件、建設業が1件。倒産形態では、7件すべてが破産であった。
12月の鉱工業生産指数(季調値、速報値)は、前月比1.1%低下の88.6となり2か月連続の低下。原指数は前年同月比2.1%低下の89.1となり3か月ぶりの低下。在庫指数は前月比2.8%上昇の120.8となり2か月連続の上昇。
業種別生産指数の動きは、電気機械工業、金属製品工業、窯業・土石製品工業等の7業種が前月比上昇となる一方、化学工業、生産用機械工業、食料品・たばこ工業等の10業種が同低下。