奈良県経済の概況:2025年1月号 | |
個人消費 百貨店・スーパー販売額は前年同月比2か月連続の減少
住宅着工 新設住宅着工戸数は前年同月比4か月ぶりの減少
公共投資 公共工事請負金額は前年同月比3か月連続の減少
雇用情勢 有効求人倍率は前月比0.02ポイント上昇の1.17倍
企業倒産 倒産件数は6件、負債総額は10億4百万円
生産活動 鉱工業生産指数は前月比2か月連続の上昇
10月の百貨店・スーパー販売額(速報値、全店ベース)は前年同月比1.8%減の168億70百万円となり、2か月連続の減少。
11月の乗用車販売台数は前年同月比3.5%減の3,314台と、3か月ぶりの減少。普通乗用車は同2.8%増、小型乗用車は同17.6%減。軽乗用車は同3.1%減となった。
10月の新設住宅着工戸数は前年同月比3.5%減の446戸と、4か月ぶりの減少。
利用関係別にみると、持家は前年同月と同じ186戸、貸家は同9.6%減の142戸と2か月連続の減少、分譲住宅は同0.8%減の118戸と2か月ぶりの減少となった。
公共工事請負金額は前年同月比3か月連続の減少
11月の公共工事請負金額の動向をみると、件数は前年同月比2.3%減の129件となり、2か月ぶりの減少。金額は同2.9%減の37億84百万円と、3か月連続の減少。
発注者別にみると、国は同95.6%減、県は同22.2%増、市町村は同6.6%増。
10月の有効求人倍率(季調値)は同月比0.02ポイント上昇の1.17倍となり4か月連続の上昇。前年同月比は0.01ポイント上昇。
新規求人倍率(季調値)は、前月比0.15ポイント上昇の2.02倍となり2か月ぶりの上昇。前年同月は0.10ポイント上昇。
11月の倒産状況をみると、件数は前年同月と同じ6件。負債総額は同16.7%増の10億4百万円と3か月連続の増加。
業種別では、建設業が2件、製造業、小売業、サービス業、その他が各1件。倒産形態では6件すべてが破産であった。
10月の鉱工業生産指数(季調値、速報値)は、前月比6.3%上昇の93.9となり2か月連続の上昇。原指数は前年同月比8.2%上昇の95.4となり3か月ぶりの上昇。在庫指数は116.5となり前月比横ばい。
業種別生産指数の動きは、金属製品工業、食料品・たばこ工業、電気機械工業等の11業種が前月比上昇となる一方、生産用機械工業、ゴム製品工業、窯業・土石製品工業等の6業種が同低下。