奈良県経済の概況:2024年6月号 | |
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個人消費 百貨店・スーパー販売額は前年同月比3か月連続の増加
住宅着工 新設住宅着工戸数は前年同月比2か月連続の増加
公共投資 公共工事請負金額は前年同月比5か月連続の増加
雇用情勢 有効求人倍率は前月比0.02ポイント低下の1.15倍
企業倒産 倒産件数は9件 負債総額は2億77百万円
生産活動 鉱工業生産指数は前月比3か月連続の低下
3月の百貨店・スーパー販売額(速報値、全店ベース)は前年同月比1.6%増の169億66百万円となり、3か月連続の増加。
4月の乗用車販売台数は前年同月比16.3%減の2,685台と、4か月連続の減少。普通乗用車は同2.0%減、小型乗用車は同31.7%減。軽乗用車は同23.1%減となった。
3月の新設住宅着工戸数は前年同月比21.9%増の457戸と、2か月連続の増加。
利用関係別にみると、持家は同5.9%増の180戸と2か月連続の増加、貸家は同44.1%増の160戸と2か月連続の増加、分譲住宅は同12.2%増の101戸と2か月連続の増加となった。
公共工事請負金額は前年同月比5か月連続の増加
4月の公共工事請負金額の動向をみると、件数は前年同月比16.8%増の111件となり、5か月連続の増加。金額は同78.9%増の181億37百万円と、5か月連続の増加。
発注者別にみると、国は同1.4%増、県は同22.1%減、市町村は同3,403.3%増。
3月の有効求人倍率(季調値)は前月比0.02ポイント低下の1.15倍となり3か月ぶりの低下。前年同月比は0.05ポイント低下。
新規求人倍率(季調値)は、前月比0.06ポイント上昇の2.00倍となり2か月ぶりの上昇。前年同月比は0.04ポイント上昇。
4月の倒産状況をみると、件数は前年同月比350.0%増の9件。負債総額は同102.2%増の2億77百万円と3か月ぶりの増加。
業種別では、小売業が4件、建設業、サービス業が各2件、卸売業が1件。倒産形態では、9件すべてが破産であった。
3月の鉱工業生産指数(季調値、速報値)は、前月比2.5%低下の82.6となり3か月連続の低下。原指数は前年同月比2.9%低下の89.6となり6か月ぶりの低下。在庫指数は前月比2.3%低下の118.9となり2か月ぶりの低下。
業種別生産指数の動きは、食料品・たばこ工業、電気機械工業、繊維工業等の9業種が前月比上昇となる一方、金属製品工業、プラスチック製品工業、汎用機械工業等の8業種が同低下。