奈良県経済の概況:2025年4月号 | |
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個人消費 百貨店・スーパー販売額は前年同月比3か月連続の増加
住宅着工 新設住宅着工戸数は前年同月比2か月ぶりの増加
公共投資 公共工事請負金額は前年同月比2か月ぶりの減少
雇用情勢 有効求人倍率は前月比0.02ポイント上昇の1.20倍
企業倒産 倒産件数は4件 負債総額は1億2百万円
生産活動 鉱工業生産指数は前月比3か月連続の低下
1月の百貨店・スーパー販売額(速報値、全店ベース)は前年同月比1.0%増の179億29百万円となり、3か月連続の増加。
2月の乗用車販売台数は前年同月比15.0%増の3,755台と、2か月連続の増加。普通乗用車は同1.8%減、小型乗用車は同31.2%増。軽乗用車は同31.1%増となった。
1月の新設住宅着工戸数は前年同月比43.3%増の321戸と、2か月ぶりの増加。
利用関係別にみると、持家は同2.3%減の128戸と5か月ぶりの減少、貸家は同212.5%増の100戸と2か月ぶりの増加、分譲住宅は同55.0%増の93戸と2か月ぶりの増加となった。
公共工事請負金額は前年同月比2か月ぶりの減少
2月の公共工事請負金額の動向をみると、件数は前年同月と同じ70件。金額は同34.2%減の51億67百万円と、2か月ぶりの減少。
発注者別にみると、国は同11.2%増、県は同49.6%増、市町村は同67.5%減。
1月の有効求人倍率(季調値)は前月比0.02ポイント上昇の1.20倍となり2か月連続の上昇。前年同月比は0.07ポイント上昇。
新規求人倍率(季調値)は、前月比0.02ポイント上昇の2.08倍となり4か月連続の上昇。前年同月比は0.11ポイント上昇。(2025年1月分公表時に季節調整替えを実施。)
2月の倒産状況をみると、件数は前年同月比33.3%減の4件。負債総額は同80.5%減の1億2百万円と2か月連続の減少。
業種別では、建設業、小売業、サービス業、その他が各1件。倒産形態では、破産が3件、特別清算が1件であった。
1月の鉱工業生産指数(季調値、速報値)は、前月比1.0%低下の87.7となり3か月連続の低下。原指数は前年同月比2.5%上昇の82.0となり2か月ぶりの上昇。在庫指数は前月比3.7%低下の116.3となり5か月ぶりの低下。
業種別生産指数の動きは、食料品・たばこ工業、生産用機械工業、輸送機械工業等の11業種が前月比上昇となる一方、電気機械工業、化学工業、金属製品工業等の6業種が同低下。